生きる訓練

中国客家人と結婚し、インドネシアで働く日本人の日記です。なぜ人間は生きる訓練も与えられないまま、その能力もないのに生きているのでしょうか?このブログは生きる訓練記録です。

現地採用者が住民票を抜くか抜かないか

もう10月、そろそろ一年も終わりだなーと思ったら、ふと住民票のことを思い出しました。1月1日をまたいで、住民票を入れると、住民税が一年分得するんです。ためしにうちの市役所のホームページを見てびっくり、長期海外滞在の転出届けは任意なんですね(うちの市では)。転出届は義務やと思ってました。

となると、どっちにするかで損得あります。

住民票残すと、

  • 住民税を払わないといけない。でも、海外現地採用で海外でしか所得がないと、相当安いはず。
  • 国民健康保険に強制加入。これも、同じく相当安い。なお、海外でも保険は使える。(後から申請して、国内保険適用相当分が帰ってくる。)
  • 国民年金に強制加入。これも、免除が適用できそう。
  • 住民票が取れる。印鑑証明も取れる。
  • ただ、これらの免除や支払い、請求は、それなりにめんどくさそうだし、日本でないとできない。
  • 私に国内に住所があると、(日本籍のない)客家嫁や(日本に住所のない)赤ちゃんへの贈与税が増える。

住民票抜くと、

  • 住民税なし。
  • 国民健康保険加入できない。(しなくていいとも言う。)
  • 国民年金は払わなくてもいい。(任意で全額払ってもいい。)
  • 住民票・印鑑証明が取れない。戸籍謄本は取れる。ただし、印鑑証明の代わりになるサイン証明なるものが大使館で取れる。
  • 私が国内に住所がなしとみなされれば、国外財産の客家嫁や赤ちゃんへの贈与が無税。中国には、贈与税ないようです。「なにそれ?」って言われました。なお、住民票を抜けば、住所なしというわけではないので注意。

それぞれメリットデメリットありますが、ひとつの項目につき数十万円単位で変わってきます。これ、しばらく悩みそう。