生きる訓練

中国客家人と結婚し、インドネシアで働く日本人の日記です。なぜ人間は生きる訓練も与えられないまま、その能力もないのに生きているのでしょうか?このブログは生きる訓練記録です。

インドネシアの出国許可

鉱山の閉山が決まって、ひそかにインドネシアの出国許可を申請していました。勝手に出国はできないんです。たぶん、悪いことしてないか、ちゃんと税金払ってるか確認したりして、ビザや滞在許可の抹消手続きしてるんだと思います。

バンカ島で必要だったのは、事前に会社からこいつ出国するからという知らせを移民局に入れておいて貰って(この時点で、会社が書く申請書とパスポートとKITASのコピーがいる)、移民局にいつパスポートとKITASの原本を持っていくかを決めます。出国許可がおりてから7日(許可日含む)以内に出国しないといけないので、予定をちゃんと立てないと面倒なことになります。わたしは赤ちゃんの中国旅行証申請(ひとつ前の記事)やルピアの海外送金がしたかったので、けっこうカツカツの予定を立てました。ルピアの海外送金については後の記事で書きます。

行く日を決めたら、パスポート原本、KITAS原本を持って移民局に出頭します。本人が行く必要はないらしいですが、うちは家族みんなで行きました。ほかの地域では出国航空券もいるらしいですが、バンカ島は不用でした。見せようとしたらいらんと言われました。会社が払ったんだろうけど、申請代もきっといります。

移民局のオフィサーによると、本来は3日かかるらしいですが、当日中でやってくれとゴネたら、朝9時提出で当日午後3時にあがりました。ひょっとしたら、というか、確実に会社で賄賂払ったんだろうなー、知らんけど。

上がってきたパスポートには、出国許可のスタンプが押してありました。KITASは移民局に返却です。

 

許可から7日以内に出国って書きましたが、8日目のフライトでも7日に出国のイミグレを通過すれば、OKでした。具体的には、8日目の午前1時のフライトでしたが、早めに空港に行って、7日目中にイミグレを通過すれば、お咎めなしです。まあ、あんまり早く行ってもチェックイン開いてないから注意です。一日オーバーすれば300,000ルピアの罰金とのこと。

 

さて、駐日本インドネシア大使館でも、出国後に手続きができるようですが、バンカ島の移民局はそんなん知らん、うちまで来い!の一点張りでした。ぶっちゃけ、本当に知らないのか、賄賂ゲットのチャンスなくなるのがいやで呼びつけてるのかわかりません。(本当に行かないといけない可能性もある)あとで会社に迷惑がかかるのもいやなので、バンカ島の移民局に出頭しましたが、大使館でもいいよっていうところもあるかもしれません。

 

なんか賄賂賄賂って書きましたが、実際に一銭も払ってないし、払ってるとこ見たわけでもないです。最近は、政府も真剣に取り締まっているようです。けっこうみんなインドネシアは公務員が賄賂を要求してくるって言ってますが、私は貧乏とわかるからか、一回もないです。みんなが賄賂賄賂って言ってるのも、それ罰金じゃ・・・って思います。今回、手続き3日が1日になるなら、むしろカスタマー目線のサービスちゃいますか?でも、個人の懐に入るなら問題かなあ。