生きる訓練

中国客家人と結婚し、インドネシアで働く日本人の日記です。なぜ人間は生きる訓練も与えられないまま、その能力もないのに生きているのでしょうか?このブログは生きる訓練記録です。

警察の検問を華麗にすり抜ける

最近は天気もよろしくて、4時の退社後小一時間自転車に乗ってます。鉱山から15キロくらい離れたコバという街まで軽くアップダウンした道を行って帰ってきて、それから30分くらい愛犬2匹と勝手についてくる野犬3匹を散歩に連れて行くとちょうどいい感じで晩ご飯です。
で、ゴキゲンに自転車乗ってたんですが、今日警察の道路検問やってて、行きは反対車線でやってたので何気なく通り過ぎてしまったんですが、このままでは帰りは検問に引っかかる。今日は、居留許可証持ってない!っていうか、バンカ島ではそんなもん一回も携帯してない。ましてや、自転車乗るのにそんなん持たんて。びしょびしょなるで。
通り過ぎて、うわ〜どーしよー。と思うも、まあ最悪でも賄賂で決着やろ、どうせ払うならお金ちょっとしかないふりしようと思って、1,500円くらいキャッシュ持ってたんですが、そのインドネシアの千円札をカツアゲ予防よろしく靴下に入れる。これで全部取られてもええとこ500円や、サイクリングしてるやつが小銭しか持ってなくてもまあ怪しまれんやろ。残念やったな!
それと、ちょうど五時だったので、五時で業務終了ぢゃね?と思い、検問の手前でちょっと時間調整してみる。業務終了に関しては五分前行動の美徳がしっかり身に付いているインドネシア人も五時しばらく過ぎても撤収してこないので、たぶんまだやってる。
しゃあないなと覚悟を決めると、バイクの集団が通過。この流れに乗ってドサクサに紛れて突破するしかない!と思い、バイクに必死にベタヅキ。いつも独りでのんびり乗ってるので、バンカ島でこんなに全開で踏んだん初めてや。
検問では警察官がなんか笛吹いてたけど、それは応援と解釈して、とくに止められることなく突破しました。

それにしても、検問の手前でけっこうな数の人が、明らかに検問終わるの待ってるんですが、絶対やましいことあるでしょ。こっちとっ捕まえた方が効率ええで。