生きる訓練

中国客家人と結婚し、インドネシアで働く日本人の日記です。なぜ人間は生きる訓練も与えられないまま、その能力もないのに生きているのでしょうか?このブログは生きる訓練記録です。

ルピア送金

インドネシアの会社なので、給料はルピア建てです。これまで、地場銀行のジャカルタ支店にルピア口座を開いて貯金してました。ルピア暴落もありうるので、ちょくちょく米ドルやシンガポールドルに両替して、それぞれの口座に入れてましたが、今回急に鉱山閉鎖となって、しかも私はバンカ島にはりつかねばならず、ジャカルタにはなかなか行けない状態で、送金が出国間際になってしまいました。(バンカ島などの田舎の支店からの海外送金はやめたほうがいいと思います。)

これまで何度か送金した経験では、KITASを要求された場合があったので(なしでパスポートだけの場合もあった)、KITASなしでは送金できなくなってしまうことも考え、KITAS返納前にやってしまいました。

というわけで、時間がそんなにないので、一番手っ取り早い、口座を既に持ってる青い色の地場銀行から某国の某銀行に送金です。インドネシアにはできるだけ残さない方針です。インドネシアの銀行で預金没収や行員にパクられるトラブルあっても今後手も足も出なくなりそうだし、そもそもインドネシアの銀行に(今後ルピアが高騰するとか、8%程度の定期預金金利が魅力とか、思わない限り)たいしたメリットないです。オンラインではできないので、支店に行って、パスポート・KITAS・送金票をカウンターで渡して、なんの通貨建てでいくら送金したいかを伝えれば、30分くらいかけてやってくれます。初めての送金だとなにかの宣誓書にサインさせられます。たぶん、資金洗浄なんてしませんよとか、してても自分の意志です、銀行さまには迷惑かけませんよとかいうたぐいの書類と思います。当然インドネシア語なので意味不明です。

青い色の銀行は、一か月につき送金100,000米ドル相当以内の制限があります。また、1回10,000ドル以上の送金は目的を書かないといけません。まあ正直に書いたらいいんですが、過去何を思ったか「給料」って書いて送金して、送金先銀行が受け付けなかった人を知ってます。(送金先銀行で納税証明書と求められたらしい。)自分の場合は、正直に「DEPOSIT」って書きます。これで問題になったことはないです。

一部、お金の出所を書かないといけないという情報もありますが、青い色の銀行はそんなことなかったです。

カウンターで送金すると、本日のカウンター電信両替レートが適用されるようですが、10,000ドル以上だから、優遇レートの結果、カウンター電信両替レートにしてあげるといわれることもありました。(優遇前は紙幣両替レート) 手数料も謎の計算、毎回違う計算をされてます。基本的には送金額の0.125%+80,000ルピアだと思うんですが、0.125%の部分が無料だった時もあります。この辺は、行員のミスなのか、なんなのかよくわかりません。そんな人間のミスをシステムが受け付けるんやろか?まあ、無料なら敢えて聞かないですよ。それに実際のシステム上は手数料きっちり取られてるかも?もう行員とのやりとりは紙ベースなんでわちゃわちゃです。

送金先銀行によって違いますが、朝送金すれば即日か次の日には着金してます。

 

ちょっと今回は急いで送金する必要があったので、お手軽で手数料が高そうな方法を選びましたが、もっとHSBCインドネシアシティバンクインドネシアなどのグローバルな銀行の上級口座間で送金すれば、手数料節約できるんだろうなと思ってました。まあ自分は0.125%が口座開設の手間賃にもならんので、これでよかったんだろうなと納得しましたよー。

 

以上数億ルピア単位の送金情報でした。もっと高額の個人送金はいろいろやっかいあるかもしれませんので、あしからずです。