底なし沼にハマった
第三者の地質学者に見せる必要があって、先週ずっとフィールドをウロウロしてました。いま、インドネシアは雨季の終わりで、地面がけっこうゆるいんですが、晴れていると速攻で表面は乾くので、一見すると締まっている地面に見えます。とくに、河の中で、鉱業で出るいらん砂(尾鉱という)を適当にちらばしたような場所はやばいです。
こういう地面は一歩一歩確かめながら歩かないと行けないのですが、面倒くさくなって小走りに行ったら、思いっきり緩い地面を踏み抜いて、一気に両足太ももまで浸かりました。片足抜こうとすると踏ん張るもう片足が沈んでいきます。まさに、もがけばもがくほど沈む底なし沼。同行者に外から引っ張ってもらってようやく抜け出しました。下半身泥まみれ。ぶっちゃけ一人ではヤバかったです。
底なし沼とかありえんやろって思ってましたが、抜け出せない沼にうっかりハマるっていうのはありえますね。でも溺れることはないと思います。人間泥水には浮きます。