生きる訓練

中国客家人と結婚し、インドネシアで働く日本人の日記です。なぜ人間は生きる訓練も与えられないまま、その能力もないのに生きているのでしょうか?このブログは生きる訓練記録です。

番犬村人に襲われる

バンカ島の鉱山には、もともとミッキーというタイランドリッジバック(オス)の番犬とたくさんの野犬がいました。その後、ミッキーはお見合いさせたジャーマンシェパードとはその大きさにビビって結ばれず、野犬を孕ませることに。
野犬から五匹生まれたみたいですが、一匹だけタイランドリッジバックの血をひいたメスが生まれて、ミカと名付けてうちで飼ってます。(ローカルが名付けた)いま、七ヶ月くらい。
もう一匹見た感じ完全に野犬なディエゴも外で飼ってるというか、いついてます。残りの子犬はそのへんに村人にあげたりしたみたいで行方知れず。どっかで元気にやってるでしょ。

で、そのミカちゃん。ここ二三日情緒不安定で、やたら興奮して、吠えます。やばいのが、バイクで道を通る村人を追いかけて吠えまくって、いまにも噛み付きそうな勢い。鉱山近辺だいたいイスラムなんで、犬は触れないし、嫌いで怖がる人も多いです。
厳格なイスラム教徒は犬触ってはいけません。犬から寄ってきても逃げます。ソフトなイスラム教徒は、まあ気にしません。まあ敢えてイスラム教徒で犬飼ったりベタベタ触る人はいないかな?猫はオーケー。
たぶん狂犬病を防ぐためのイスラムの知恵なんでしょう。実際インドネシアでも、イスラム率の高い地域は狂犬病が少なく、バンカ島のような大昔は中華系という人も少なくない地域は、狂犬病も多いです。

で、ミカちゃんの悪い噂が村でたったのか、こっちはこっちであいつヤバイ狂犬だと噂してた村人がブチ切れて棒持ってミカちゃん追い回してたらしいです。たまたまうちのスタッフが通りかかったので事なきを得たんですが、地元村人とのトラブルは気をつけないと。
今はリードつけて飼ってます。