生きる訓練

中国客家人と結婚し、インドネシアで働く日本人の日記です。なぜ人間は生きる訓練も与えられないまま、その能力もないのに生きているのでしょうか?このブログは生きる訓練記録です。

中華式なべ料理

中国の鍋におしどり鍋というのがあって、これは鍋が二区域に分かれていて、片方は激辛のスープ、片方は白い辛くないけど、味付きのスープの鍋です。おしどり夫婦みたいに2つの味がいつも一緒、から来てるんでしょう。

ジャカルタでも本格おしどり鍋料理店を見つました。タレも中国みたくいろんなタレや薬味を選んで混ぜて作ります。具は日本と大差ないいわゆる鍋ですが、食べ放題で、牛・豚・ヒツジ・魚・エビから野菜・キノコ、変わったところでは、臓物系、ワンタン、ジャガイモ、よくわからん皮を揚げたのもあります。ひっさしぶりに食べて、客家嫁超ゴキゲンでした。食べ過ぎて、しんどくなってゴキゲンななめになったくらいです。

さて、わたしは、鍋の後は、雑炊をするんですが、中国では鍋の〆に雑炊は見たことないです。客家嫁も最初は「何すんねん!」でしたが、一口食べて、虜になってます。なんでも、中国では、食材のエキスが出た鍋のだしは体に悪いと思われているそうです。とくに、一日置いた野菜のスープは毒レベルだそうで、次の朝、残った鍋のだしで雑炊とかありえないです。

おしどり鍋ではありませんが、中国に「しゃぶしゃぶ」という名前の一人鍋店があるのですが、僕らは二人で一人用の鍋をつつき、濃厚だしを持ち込んだ魔法瓶に入れて持って帰ります。さすがの中国店員も度肝を抜かれてます。

なお、中国のローカル店で鍋の〆に雑炊♪ みたいな異文化ヤッホーなことをすると、店長にしばかれるかもしれないとのことです。